短編集7編
複雑で精緻,異世界的な未来あるいは別の天体,意識と時間のなかに忍び寄る音,響.天才詩人アリスに象徴される言葉による新世界.短編どうし関連したものもあり,壮大なスペースオペラを奏でている感もある.なかなか理解しづらいところも多かったし,空中の浮遊しているような安定感のなさを感じながらも,基調として流れている静謐な音楽が感じられて,思いの外読後感がいい.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー・SF
- 感想投稿日 : 2017年4月21日
- 読了日 : 2017年4月21日
- 本棚登録日 : 2017年4月17日
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