久々に出会った小説の神作。一穂ミチの作品は繊細で綺麗ですが、この作品は特にピカイチ。高校生時代のぶっきらぼうで曖昧な関係性が素晴らしくて、その後の大人になった後の話は切なく苦くで本当に力作。ありきたりなストーリーでここまで楽しませるのは見事。こういう話が読みたかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2011
- 感想投稿日 : 2011年7月9日
- 読了日 : 2011年6月18日
- 本棚登録日 : 2011年6月18日
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