経済学に何ができるか - 文明社会の制度的枠組み (中公新書 2185)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年10月24日発売)
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感想 : 61
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2014/4/23読了。Twitterでフォローしてる経済学&金融クラスタの方々に好評だったので読み始めました。タイトルを一見すると経済理論がどのように役立つか解説したものと思いきや、様々な社会問題を考えるにあたって、これまで経済学がどのような前提で議論してきたか、またその前提ゆえにアプローチにどのような限界があるのかを各章ごとで指し示しています。あくまでもモデル学問である経済学の理論を無闇に振り回すのではなく、その用法と効用そして副作用を十分に考える必要があると指し示してくれる良書でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済、金融
感想投稿日 : 2014年5月17日
読了日 : 2014年4月23日
本棚登録日 : 2012年12月29日

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