書架の探偵 (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-10)

  • 早川書房 (2020年2月20日発売)
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本棚登録 : 198
感想 : 12
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図書館は蔵書ではなく作家の脳をスキャンした複生体(リクローン)を収蔵している。推理作家E・A・スミスのリクローンであるスミスのもとに令嬢コレットがやってきて彼女の父と兄の謎について調査するためにスミスを借り出す。その死にはスミスの著書がなんらかの鍵となっていると思われるからだが・・・という感じのSFミステリ。

設定はなかなかに興味深かったんですが、どうも自分にはあわなかったようで。なんか妙に読みづらさ?を感じました。スミスがその時点で何を成し遂げようとしていて何が障壁になっているのか?みたいな目的がいまいちよくわからない。スミス氏は性格的に非常に淡々としているために緊迫感みたいなものも感じにくかったし。
面白かったら続編があるようなので読んでみようかと思ってましたが、とりあえずスルーかな・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月18日
読了日 : 2024年1月18日
本棚登録日 : 2024年1月18日

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