潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫 ひ 21-2)

著者 :
  • 光文社文庫 (2022年10月12日発売)
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本棚登録 : 69
感想 : 8
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函館で評判の美人三姉妹の末妹が殺害される。芭蕉の句に見立てて起こる連続殺人。割とベタな感じの前半ではありますがなかなかの推理の端緒をつかませないというか。
おもしろかったか?というと・・・まあぼちぼちではあるんですが。なんでだろう?なんか妙に読みづらさを感じたんだよな。文章が時折硬く感じたり登場人物がどんどん増えていって「あれ?誰だっけ?」ってなったり。正直途中ちょっと眠くなりました。
探偵役も、なんかこれは前作とかがあったのかな?と思ったけどそういうわけでもなく。急にでてきてさらっと謎解いてってだけだと・・いや登場自体はかなり早くからではあったけど、唐突感は否めない。最初からこいつが真相を暴くんだろうなとわかりやすいわりに最後までなにもしないわけだし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月27日
読了日 : 2022年10月27日
本棚登録日 : 2022年10月27日

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