娘のトリセツ (小学館新書 く 7-1)

著者 :
制作 : 黒川伊保子 
  • 小学館 (2020年10月1日発売)
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本棚登録 : 679
感想 : 73
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娘2人を持つ身として買わない理由が見当たらないこの本。『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』については、まあ、どーでもええって事で喰い付きませんでしたが、普段から『キモい』『臭い』『死ね』『2度死ね』と普段から言われ続けている私としては、是非トリセツをしっかり読んで3度目の死亡を回避するべく、扱い方を勉強する為に、読む前に沐浴し、身を清め瞬き少な目で読んでみました。
まず、触りの著者と亡き父と思い出話には、自身を落とし込んだことでもう鼻が熱くなり、文字が読めなくなるくらい感動しました。ありがとうございます。
で、まとめると妻ファーストであり、娘に5W1Hの質問は駄目、怒るのでは無く悲しめ、まあ、特別な事は書かれておりません。ググれば出て来るありきたりの内容。つーか、どう読んでも筆者の亡き父の自慢話で有り、その素晴らしい父に育てられた私は成功したのよ的な、本人はマウントを取るつもりは無いと申しておりますが、がっつりマウントを取っております。本当にありがとうございます。

まあ、個人の性格が有りますので、確かにこーしたらグレ易いとか、アホになるとかと言うのは分かりますが、自身の父の教育方針と育て方が1番で有り、それをトリセツと言うのは言い過ぎであり、ただ本のタイトルを『娘のトリセツ』と付けたのは企画勝ちであり、流石小学館と言う事で何も役に立たないトリセツでした。本当にありがとうございました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年10月11日
読了日 : 2020年10月11日
本棚登録日 : 2020年10月11日

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