オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2008年5月20日発売)
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サッカー元日本代表監督 イビチャ=オシム。

・・・単純に、オシムさんのサッカーが好きだった。彼が作ろうとした日本代表チームに、とても期待していた。

なのに・・・・・。


「オシム倒れる!」の、衝撃のニュースを見た日の午後に購入。


激動の人生。
徹底した哲学。
あまたの名選手・名監督を魅了したカリスマ。
彼の手腕によって激変した、ジェフユナイテッド千葉のサッカー。

悲惨な戦争体験記ではないし、難病に立ち向かった闘病記でもない。

いくつかの輝ける成績を残してはいるが、決して頂点を極めた(W杯優勝)わけではない・・・。なのに、涙がとまらなかった。


数字(ベスト8)を残した岡田さんを否定するつもりはない。
しかし・・・、南アフリカの舞台で躍動するオシムジャパンの姿を見たかった!!!!!!!!
・・・・・・・と、読後4年近くになる今でも、時折思ってしまう。

2008年頃、読了。
2012.03.26.書。

カタールW杯の興奮も薄らぎ、第二期森保JAPANも始動した今、改めて思う。

それ(森保JAPANのカタール大会での快進撃)でもやっぱり、W杯の舞台でオシムJAPANを見てみたかったなと。

今の戦力とオシムの戦略・指導力・統率力がかけ合わさったらどうなっていただろうか・・・

2023.03.30.追記

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション(スポーツ)
感想投稿日 : 2012年3月26日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年3月26日

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