グローバル化時代の大学論2 - イギリスの大学・ニッポンの大学 - カレッジ、チュートリアル、エリート教育 (中公新書ラクレ 430 グローバル化時代の大学論 2)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年10月9日発売)
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感想 : 28
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海外の大学というと、アメリカの大学のことが取り上げられがちだが、この本はイギリスの大学についての本。
50代で東大教授からオックスフォード大学に転職した著者が、簡単な読み物として一般向けに著した内容。
我が国の大学の歴史は、19世紀の帝国大学がスタートだが、イギリスの場合その歴史は古く、オックスフォード大は11世紀に設立されたとされている。
そんな古き伝統を有するイギリスの大学において、どのような教育が行われているかを知ることができる。
アメリカとはまた違って、イギリスの文化と歴史、国民性を色濃く反映した大学の在り方が見えてくる。
同業者には特におすすめ。
一般の人でも数時間でさらっと読むことができて楽しめると思う。

—-以下、ツイッタ。アドレスは2023/08/30

読了本。苅谷剛彦「イギリスの大学・ニッポンの大学」 https://amzn.to/44hhWKE 東大教授が50代でオックスフォード大に転職。その経験の中で感じたイギリスの大学と日本の大学の違いを軽い読み物として書いた本。アメリカの大学とはまた違った文化を知ることができる。同業者に◎ #hrw #book #2023b

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月24日
読了日 : 2023年8月24日
本棚登録日 : 2023年7月24日

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