風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社 (1993年4月20日発売)
3.92
  • (907)
  • (526)
  • (1069)
  • (17)
  • (1)
本棚登録 : 5255
感想 : 258
4

「月の影 影の海」の続きかと思ったら、まったく主人公が異なるのは初めて読んだときに驚いた記憶がある。年代も十年ほど前だし。
今回はそれを知りつつ「風の海」を読むか……それとも「風の万里」を読むか悩んで、発売順にしようと読み進めた。

幼い泰麒の話。
麒麟というものが何であるのかにクローズアップした話で……「月の影」ではよくわからないままに「麒麟ってそんなものなのか」と読み進めていた色々な疑問に答えをくれるような話だったような気がする。

景麒、延主従が出てくるところは、「月の影」を読んだ後だとなんだか楽しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー小説
感想投稿日 : 2023年3月13日
読了日 : 2023年3月9日
本棚登録日 : 2023年2月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする