再読。
著者の近年の作品に引き継がれたものをいくつも垣間見ました。
デビュー作だと思うと、ファンとしては感慨深いです。
大まかなあらすじは覚えていたつもりでしたが、後半に繰り返されるトラップを忘れていて、その都度驚かされ、新鮮な気持ちで読みました。
ユキのような男性は自分や自分の身内には近づいて欲しくないタイプかも。
でも、最後の彼女との暮らしで変わって欲しいなと思います。
シンゴが愛おしい。
出自を本人が知る日が来るかもしれないと思うと胸が苦しくなりますが、ユキやその他周囲の人たちに守られ、ずっと幸せでいて欲しいです。
とても好みの作品。
また手に取ると思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月27日
- 読了日 : 2019年1月27日
- 本棚登録日 : 2019年1月18日
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