田舎で暮らすツマとムコさん。
二人ののんびりで、暖かな毎日。
でも、ムコさんには、背中に大きな鳥の絵があった。
クスッと笑って、ぷっと吹き出し、
そして泣いた。
前半の二人の暮らしぶりが、ほのぼのとしていて、とっても魅力的でした。
ツマの不思議っぷりが微笑ましく、それをまるごと受け止めているようなムコさんの様子が、いいな~と思っていました。
後半に、大きな展開があることは知っていて、ちょっと覚悟して読み進めていたのですが、
切なくて、悲しくて、でもあったかくて。
誰にでもあるのかもしれない秘密、それを乗り越えて、また二人がたどり着いた、もっともっと暖かな日々。
鼻の奥が、何度も何度もツーンとしました。
前回読んだ西加奈子さんの『炎上する君』
今一つ入り込めず、今では内容も覚えていないという。
でも、これは、ホントに良かった。
また別の作品も、読んでみようと思います。
映画も見たいな。
今回は、図書館で借りた本ですが、手に入れようと思います。
そして、近いうちにまた、読み返そうと思います。
とてもいい本でした。
お気に入り本ベスト3、更新決定です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年4月14日
- 読了日 : 2015年4月14日
- 本棚登録日 : 2015年4月6日
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