入社1ヶ月で退職した文哉の元に、数年疎遠にしていた父の訃報が届いた。
父は内房の港町で暮らしていた。
優しいいいお話でした。
子供を育てあげた亡き父のその後の人生を、息子がたどっていくという話ですが、とても読みやすく、穏やかな気持ちになれました。
早速人生につまづいてしまったかのようだった文哉でしたが、父の生き様を知り、新たな自分の生き方を見つけたようで良かったです。
父の知人の和海の「焦ることはない。次の波を待て」にグッと来ました。
波に乗る、タイトルはワイプアウトよりこちらの方がぴったり来ます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年2月6日
- 読了日 : 2020年2月6日
- 本棚登録日 : 2020年1月15日
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