波に乗る

  • 小学館 (2015年1月29日発売)
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本棚登録 : 149
感想 : 31
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入社1ヶ月で退職した文哉の元に、数年疎遠にしていた父の訃報が届いた。
父は内房の港町で暮らしていた。

優しいいいお話でした。
子供を育てあげた亡き父のその後の人生を、息子がたどっていくという話ですが、とても読みやすく、穏やかな気持ちになれました。

早速人生につまづいてしまったかのようだった文哉でしたが、父の生き様を知り、新たな自分の生き方を見つけたようで良かったです。

父の知人の和海の「焦ることはない。次の波を待て」にグッと来ました。
波に乗る、タイトルはワイプアウトよりこちらの方がぴったり来ます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年2月6日
読了日 : 2020年2月6日
本棚登録日 : 2020年1月15日

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