黒澤明監督、1950年、日本。
黒澤監督の名作のひとつですね。原作が「藪の中」(芥川龍之介)というように、人は都合良く嘘をつくもの、で、誰の言葉が正しいのやら、真相は藪の中というお話。
舞台はどうも陰惨だが(モノクロ映画だし)、割とほのぼのと終わる。解決感と救いもあって後味は意外に爽快であった。
早坂文雄の音楽もいい。黒澤監督が「ボレロを」とリクエストしたらしいが、単調なリズムの繰り返しが幻惑感を誘う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2019年6月27日
- 読了日 : 2017年8月20日
- 本棚登録日 : 2017年8月20日
みんなの感想をみる