有川浩さん「三匹のおっさん ふたたび」読了。前作に続き、剣道の達人キヨ、柔道家のシゲ、頭脳派ノリの三人が町内の騒動に動き出す。今回は、書店の万引き、ゴミの不法投棄、連続する不審火など。祐希と早苗の恋愛の行方も気になったけど、一番心に響いたのは、シゲの息子の康生がお祭りの復活に奔走した話。昔見た父親の勇姿に近づきたい康生と次の世代にバトンを渡すシゲの温かさにグッと来ました。平成が終わる日に昭和の子供時代を思い出すことが出来ました。ご近所のふれあい、子供の躾のことを考えさせられました。良かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
家族
- 感想投稿日 : 2019年4月30日
- 読了日 : 2019年4月30日
- 本棚登録日 : 2019年4月30日
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