業界専門紙のコラムだけあって食肉業界の話題が多いが、何かしら必ず日常生活の描写が入っていて、それが時代の背景をよく表していて、とても興味深い。
それにしても、さすが日本語の名手。軽妙な中にも味わいのある、いい文章ばかり。
後半の食肉専門紙の興亡は、これもまた興味深いものではあるが、もう少し、藤沢周平のコラムを読みたかった気がする。
読書状況:読み終わった
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評論
- 感想投稿日 : 2013年7月24日
- 読了日 : 2013年6月23日
- 本棚登録日 : 2012年12月15日
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