チアガ-ルブル-ス (二見文庫 ハ 7-14 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房 (2005年12月1日発売)
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感想 : 23
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【再読】ヒロインブレアの一人称のリンダ先生では珍しい作品。ブロンド美人の人生勝ち組やり手の元チアリーダーのビジネスウーマン。時と場合によってはオツムの弱いフリをしたりなんとも世渡り上手な!身近にいたら(いるわけないが)完全にこっちが劣等感を抱くであろう彼女…(苦笑)それでもやっぱり憎めないのはひたすら続くブレアの「語り」によるところ。

殺人目撃や命を狙われたりとサスペンス要素はあるけど完全にロマコメ。何度も読んでるけど大いに笑わせてもらいました。

事件をきっかけに再会したブレアと刑事のワイアットワイアットが過去にブレアを振った理由は、ん〜ちょい弱い気もする。2年もブレアを放っておきながらいきなりの猛プッシュとか。とまあ、でもこれはブレアの持論というかぼやきをひたすら楽しむ作品なので(笑)

ワイアットよ本当にブレアでいいの?一生振り回されるよ!ラストの犯人(これまたショボい)への偶然、でも最高のヒットだったバック転シーンが脳内再生されていい気分で読了。「ゴージャスナイト」へ続く!

原題の「TO DIE FOR」っていいですね。ワイアットってよっぽどいい男なんだね〜。リンダ先生のヒーローらしいわ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: コンテンポラリー
感想投稿日 : 2022年4月7日
本棚登録日 : 2022年4月7日

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