*独り暮らしの姑のマンションを、嫁である望登子がなんとか自分で遺品整理をしようとするが、あまりの物の多さに立ちすくむばかり。「安物買いの銭失い」だった姑を恨めしく思いながら、仕方なく片づけを始めるがー。誰もが直面する問題をユーモラスに描いた長編小説*
姑に対する恨み節が長いー!(笑)まあ、それもあとで見事に回収するわけですが。登場人物を上手く絡めて、小説としては面白いものに仕上がっていると思います。確かに、遺品整理って遺族の心の整理でもあるわけで・・・着眼点もさすがです。
ただ、このお話は、残される側だけではなく、残す側に是非読んで欲しい!モノは全てガラクタなのですよ、本人以外には・・・!!
読書状況:読み終わった
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Bossanovaはいかが?
- 感想投稿日 : 2020年1月21日
- 読了日 : 2020年1月23日
- 本棚登録日 : 2020年1月21日
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