印象的だったのは「冬の森」の一節で、仲睦まじいフランス人の老夫婦を妻と見て。
・・・このふたりの同じ愛情をここまで保留させたことは神の意地悪としか思えなかった。僕は、傍らの彼女が、やはり瞠目して眺めているのを見て、この人生で、
こんなことが窮極の幸福であると思わせたくなかった。
金子光晴、複雑な方のようです・・・
ひとつ、ご存知の方がいらしたら。
「白々」ってどういう意味の言葉でしょう?
”白々、でなければ、のぞき”と使われていたので、
あまりお行儀の良くない言葉のようですが。
読書状況:読み終わった
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➖2010/07
- 感想投稿日 : 2014年10月5日
- 読了日 : 2010年7月8日
- 本棚登録日 : 2014年10月5日
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