これねー。良かったんです。
うんと仲良しさんにしかその存在を教えてあげたくない、ってくらい。
主人公のシンガーは、唖ゆえに周りの人々から各々の”自家製の神”役を押し付けられ。
(「白痴」のムイシュキン公爵を彷彿とさせます)
そして---------------
ラストの始まりからラストの終わりまでが
じっくりと書き込まれていて、そこは
作者のためでも登場人物のためでもなくて
読んでいる私のためで、とても居心地が良かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
➖2010/03
- 感想投稿日 : 2016年2月25日
- 読了日 : 2010年3月8日
- 本棚登録日 : 2016年2月25日
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