自殺する人の心理、心の有り様、借金、連帯保証人、闇金融様々な条件等など、参考になりました。どんな立場であれ、どんな状況であれ、自ら命を絶つと言う事は良くないのだと全編を通して訴えられています。最後に主人公の父親を救うシーンは高野さんらしいエンターテイメント性に溢れ、判り易く、興味深かったです。自殺した主人公なのにハッピーエンド(?)で終わる所もなかなかでした。
「未来が定まっていない以上、すべての絶望は勘違いである。」
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2012年9月25日
- 読了日 : 2012年9月25日
- 本棚登録日 : 2012年9月25日
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