虎口からの脱出 (新潮文庫 か 22-2)

著者 :
  • 新潮社 (1990年1月1日発売)
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日本の軍人が中国人二人を助けて、中国本土中を北から南へ走り回る冒険大活劇。景山民夫の克明な情景描写、アクションと抒情の上手くミッスクされた、まるで中国の作家が書いた大作のような、彼の代表作のひとつだ。しかし、最後の最後に、著者のあとがきを読むと唖然とする。そこには中国にはまだ行ったことがなく、一度行ってみたいものだと書いてあるのだ。おそるべし景山民夫。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2023年7月16日
読了日 : 1990年1月1日
本棚登録日 : 2023年7月15日

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