2014年3月1日読了。
古本屋さんで見つけて買いました。
一人の少年が、妹と母親を守るために完全犯罪を計画し、実行に移す、というストーリ―です。
登場人物の心理描写がとても細かくて、特に主人公の少年が計画を実行に移す時の一連の描写に、とても引き込まれました。
犯行が露見しそうになった時、少年がすべてを終わらせようと自己に見せかけて自殺する、という結末なのですが、少年の行動の根底には常に”ただ大切な人たちを護りたかった”という想いがあるだけだった、それがとても切なかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文庫本
- 感想投稿日 : 2018年8月10日
- 読了日 : 2018年8月10日
- 本棚登録日 : 2018年8月10日
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