もともと随分昔のものなんですが推薦してくれた人がいたので読んでみました。18世紀から第二次大戦前までのドイツ(プロイセン)の軍事史が概観できます。西洋史をほとんど知らない私にもよく分かりました。
参謀本部という大局を鳥瞰し全体の戦略を決定できる組織の形成がドイツの隆盛を可能にしたといいます。外交も見据えたリーダーと軍事的スタッフがともに天才的に優秀でバランスがとれていることが条件であるというのが本書の教訓です。
ただ「まえがき」と「おわりに」は蛇足のような気もしました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2013年11月19日
- 読了日 : 2013年11月19日
- 本棚登録日 : 2013年11月19日
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