建築観の変わる本。
山本理顕を「空間帝国主義」(空間設計によって人間生活には影響を与えられるというポジティブ?な考え方)と評しているが、建築家というのはそもそも大体がそういう人種なのである。上野は、現代における家族の住まい方に係る社会学的分析を通じて、その「そもそも論」に正々堂々と立ち向かっている。
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カテゴリ:
建築
- 感想投稿日 : 2014年12月30日
- 読了日 : 2004年2月
- 本棚登録日 : 2014年12月30日
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