薬害巨大訴訟を行う小規模弁護士事務所の面々を描くリーガル小説。
大規模事務所から精神的に追いやられて飛び出したデイビッドとオスカー&ウォーリーが出会うまでがじっくり描かれ、小規模事務所の現場臨場感がうかがえました。
その後、薬害訴訟に首を突っ込んでいき、大手企業、大規模集団訴訟の大物たちに引きずられていく様も滑稽ながら危うい感じが面白かったです。
このまま、単純な巨大訴訟にならない伏線はありますが、3人の弁護士たちの奮闘を期待したいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年8月8日
- 読了日 : 2015年8月7日
- 本棚登録日 : 2015年4月6日
みんなの感想をみる