親族や病気に疲れた女性たちのミステリアスな短編集。
「赤い刻印」
「秘薬」
「サンクスレター」
「手に手を」
の4編収録。
「傍聞き」の羽角刑事母娘の続編収録ということもあり、期待して読みました。
菜月ちゃん、大きくなったね。
素直に成長していて、また続編が出るとうれしいです。
全編に暗いムードやイヤミスの雰囲気が漂っていますが、そこは長岡さんです。
ミステリーとしてはいまいちですが、人情落ちでほろっとさせてくれます。
ただ、シチュエーションとかがあり得ないっぽいのと落ちの切れがサクッとしていないので読み取るのが面倒でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年6月1日
- 読了日 : 2016年6月1日
- 本棚登録日 : 2016年5月29日
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