キャバクラという裏の世界でなりあがる若者 立花篤。 才能を買ってくれた風俗王と異名をとる藤堂社長と袂を分かち、自前のキャバクラを持つことになる主人公。 植物人間状態になった実直の父親にならい自らも正しい道に進むつもりが、その気持ちとは裏腹に黒い世界に染まって行く。 そこに藤堂社長が送り込む刺客。
キャストの引き抜き工作、対抗キャバクラの新装など、藤堂社長VS立花のバトルは息つく間もなく展開してゆく。 そして泥沼の戦いは主人公の純粋な愛情をも非常なものに変えてゆく。 黒い太陽に向かうしかない主人公を迎える結末とは・・・
キャバクラという裏の社会を舞台として、飽きさせないストーリー展開で詳細に描写しているさまは素晴らしいとしか言いようがない。 一気に読んだ本はひさしぶり。、
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- 感想投稿日 : 2008年9月20日
- 読了日 : 2008年9月20日
- 本棚登録日 : 2008年9月20日
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