山田うどんの本、これだけで買いだろう。
かつ丼セットが1000キロカロリー超えしていたり、つゆが実は
キッコーマンとの共同開発だったなどの秘話もあるので
ファンなら確実に楽しめる。
やはり著者二人の、山田に対する愛。
共通するのは、山田に存在する寂しさに魅かれているということ。
「僕が山田うどんに似合うと思う感情は、少し後ろ向きなものなんだなぁ。
どうしようもない退屈、こんなことしていいのかという焦燥感。
寂しさや疲労感」
埼玉のイメージの山田、そして素の山田うどんの魅力は
間違いなくこの言葉に表わされていると思う。
若干、後半が最初のハイテンションの文章が少なくなってきているのが
残念だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
食べ物・酒
- 感想投稿日 : 2013年2月23日
- 読了日 : 2013年2月22日
- 本棚登録日 : 2013年1月27日
みんなの感想をみる