穂村さん本、初体験。面白い!
不合理でナンセンスな言葉、痛快な言葉などの数々。
自殺未遂した女性ミュージシャンが壁に描いた言葉、「皆憎」。
(”い”がないだけで、こうもインパクトがでかい)
どこかの家の前にあった張り紙には「ここに糞をさせたら」。
(その後は。。?)
直球勝負の一例としては、『ルードボーイ』という漫画より
「どうすればあんたとつきあえる?!金か?地位か?
ルックスか?根性か?」
(直球って、素敵だ)
逆効果の一例が飲食店で目にする「テレビで紹介されました!」
”!”に距離感のまずさを指摘するところに、ニヤリ。
観察する、一歩引いてみる、そうすることで世界が広がることを
示してくれる楽しい本でした。
種村さん本は、他も読んでみよう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年6月21日
- 読了日 : 2013年6月19日
- 本棚登録日 : 2013年6月21日
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