自衛隊の現実を知りたい人にはとてもオススメのシリーズの第四作です。第四作では再び陸自が中心、特に西部方面普通科連隊をメインにすえています。自費で装備を購入して自慢しあう中隊長と二曹など、相変わらず個性的な自衛官が登場します。しかし、著者の指摘する「アメリカ」を使えばできないこともできてしまう日本の現状、逆に言えばそうしなければ必要な訓練もできない日本の現状、そして自衛隊と米軍との一体化が進むことへの不安・・・。考えさせられます。
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カテゴリ:
自衛隊
- 感想投稿日 : 2007年9月8日
- 本棚登録日 : 2007年9月8日
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