続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2015年8月20日発売)
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感想 : 39

中東の地の歴史や事件を学ぶのにブク友さんのレビューで気になり図書館でお取り寄せ。「正」の前編は数十人待ちだったのでこちらから詠み進めた。情報量過多で消化不良 箇条書きでまとめる
各章ごとに地図とサマリー掲載。アフガニスタンはヘロインの原料になる麻薬アヘン生成が世界一で世界の生産量の90%も生産、政府、軍、警察には密輸関与で儲けているらしい。
世界で約16億人いるイスラム教徒、血縁関係なく優秀な人を選出する「スンニ派」80%、血縁重視の「シーア派」10%(サウジアラビアスンニ派 イラン、イラクはシーア派多数)
多数派シーア派をおさえていたスンニ派だったフセインは、アメリカに倒されてイラク内の宗教対立が激しくなる。ビンラディンが作ったアルカイダはスンニ派で宗教対立煽られた。
チュニジア ローマ帝国を攻撃した英雄ハンニバルで有名なカルタゴ遺跡、ローマ帝国の遺跡、サハラ砂漠が目玉の観光地
アラブ諸国では昔からの政治の核はイスラム教、王、軍の3つしかなかった 
国の条件 領土があること、国民がいること、政府があること、他の国が承認
イスラム国は④がない
自衛隊は24万人、新イラク軍30万人、シリア軍35万人、イスラム国軍3万人
メディア部門が優秀とのこと
イスラム教徒で独裁政権を倒すために参加する者
欧米に労働者としてイスラム圏から移民した家族とその子ども
欧米白人でイスラム教に改宗 資本主義社会に不満をもつか適応できない者らしい
アメリカ在住のユダヤ人550万人からの圧力団体があり、イスラエルに有利な政策をとるよう働きかけオバマ大統領への影響大だったとのこと
パレスチナ人若者へのユダヤ人による虐殺と報復のかけあいについても触れていた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年2月11日
読了日 : 2024年2月11日
本棚登録日 : 2024年2月11日

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