短歌という爆弾: 今すぐ歌人になりたいあなたのために (小学館文庫 ほ 4-3)

著者 :
  • 小学館 (2013年11月6日発売)
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本棚登録 : 416
感想 : 30
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来月短歌入門教室に通う予定で予習のつもりで読んだ。
今すぐ歌人になりたいあなたのためにとあるのに、解説の方が、初心者向けじゃないですって。
ほんと、そうです。
メールレッスンはとても楽しそう。
批評会のお知らせは行きたくなっちゃう。
十二か月の歌はとても素敵。

覚書
短歌は写真みたいなもの 一種のタイムマシン
今しか作れない歌が必ずある 

その川の赤や青その川の既視感そのことを考えていて死に損なった 早坂類
好きだった世界をみんな連れてゆくあなたのカヌー燃えるみずうみ 東直子
ひどくあいしたあとはコーラの缶のあかビールの缶のぎんならぶだけ 加藤治郎
いいえいいえわたしはここに残ります割れたコーヒーカップ見つめ 東直子
かたむいているような気がする国道をしんしんとひとりひとりで歩く 早坂類

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ほむほむワールド
感想投稿日 : 2018年12月27日
読了日 : 2018年12月27日
本棚登録日 : 2018年12月27日

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