祝刊行。いま見直すと(いや、当時も……?)こなれなさもあるけど、8話を丁寧に使って「見過ごされる主人公」「主人公の見過ごしていたもの」のテクニカルな対称構造を、理屈ぬき情感豊かにホラー・サスペンスの中に描いていてやはり名篇。書き下ろしもうれしい。
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- 感想投稿日 : 2014年6月11日
- 読了日 : 2014年6月11日
- 本棚登録日 : 2014年6月11日
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