いずれの短編も冒頭の書き出しが抜群に上手い。
一行で読者を引き込む圧倒的な筆力だ。
小さな田舎町の商店街や住宅地を舞台にした、それぞれの登場人物たちが少しずつ関わり合っていく短編集。
少しずつなにか欠落が、心の隙間が、喪失がある人々が、みんな優しく、とても愛おしい物語を紡いでいく。
いいなあ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月19日
- 読了日 : 2022年10月5日
- 本棚登録日 : 2022年10月5日
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