フィクションなのに、実在した冒険家の手記を読むようで、壮大なドキュメンタリーに感じる。
熊野の山奥、ボルネオ、チベット、、、小人伝説と蝶を追って消えた1人の探検家を追う、彼の教え子たちの更なる冒険譚。
大陸を跨ぎながらも森の奥は全て繋がっているようで恐ろしい。
前に進む怖さより、何もしないことが怖くなる気がした。
現実と夢がどろりと底なしに一緒くたの、本気のファンタジー。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年10月15日
- 読了日 : 2015年10月15日
- 本棚登録日 : 2015年10月15日
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