ぼくの場合論語ってなに、みたいなところからのスタートでして、これはちゃんと読まないと理解が進みませんが、最初読むものとしてよかった気がしますね。というのは、いまの論語人気というのはさも今風に編集された構成物にように語られるけれど本当はそんなわけはなく、現代の目から見ると不明瞭な点、不格好な部分がいろいろとあるけれど、それをちゃんと読み解いていこう、耳心地悪いかもしれないけど、という具合いなので、こういう実態もありうる、というのを最初に知られたのはよかったね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典・哲学・他学術系
- 感想投稿日 : 2017年8月24日
- 読了日 : 2017年8月24日
- 本棚登録日 : 2017年8月24日
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