作品の背景を知ることは、審美眼の障害になりうるか、って問題にも触れてまして、本作の出発点からして大事なポイントをもとにしてらっしゃる。ちょうど日本が開国した時期でもあり、浮世絵なんてのが向こうでは重宝されてたんですね。ゴッホもその辺について興味あったそうですし、密室の印象が強い印象派ですが、歴史的なダイナミックというのが何気にある、のは意外です。カラーで多数の作品をチェックできるのもよろしですし。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
古典・哲学・他学術系
- 感想投稿日 : 2015年10月28日
- 読了日 : 2015年10月28日
- 本棚登録日 : 2015年10月28日
みんなの感想をみる