1990年代前半の本なので、現代の状況について語る部分には時代を感じざるを得ないが、儒学史をベースに、中国思想で何がテーマとなり、それをどのように論じてきたかが、わかりやすく説明されている。特に第6章の「天」に関する話や、第5章の「死」に関する話は、これらのことについてまとまった議論を読んだことがなかったので勉強になった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思想
- 感想投稿日 : 2018年7月11日
- 読了日 : 2018年7月11日
- 本棚登録日 : 2018年7月11日
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