荻生徂徠の思想を、仁斎や朱子学にとどまらず、空海や西洋哲学の中にみられる考え方などとも引き比べつつ、解き明かしていく。博学で名調子。読んでいておもしろい瞬間は多々ある。ただ、脇の議論に寄り道しすぎるきらいもあり、徂徠の思想の全体像をとらえるには不適かもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思想
- 感想投稿日 : 2016年3月24日
- 読了日 : 2016年2月20日
- 本棚登録日 : 2016年3月24日
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