理想のリスニング: 「人間的モヤモヤ」を聞きとる英語の世界
- 東京大学出版会 (2020年10月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130830812
作品紹介・あらすじ
英語のリスニング学習のための書.強調,切れ目,固有名詞,身体と空間,情緒と態度…などを「聞く」という観点から,リスニングを重視する必要性を説明し,具体的な練習法を示す.「聞く」とともに,単語,文法,構文などを含めた英語の必須要素の鍛錬をめざす一冊.【CD1枚付】
感想・レビュー・書評
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英語話者は大体流麗によどみなくしゃべることが社会的な要請としてある。
話を聞く側に「よどみなさ」を受容する力がなければ、「よどみなさ」はその本来の役割を果たせない。
だから、本当に大切なのは、「よどみなさ」の価値がわかる聞き手になること。
そして、そのような聞き手になるためには、リスニングを鍛えることが必要。
この本のメッセージとして私が受け取ったのはこの点に尽きる。これは私が今勉強している中国語でもおそらく同じ。
もともと英語学習について書かれた本だが、上記メッセージは中国語にも応用できる考え方。
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リスニングは何かという本質について語っています。トレーニングの方向性を示していますが、具体的に学ぶ本ではありません。でも私にとってはリスニングのバイブルです。
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【配架場所】 図・3F開架
【請求記号】 831.1||AB
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/453763 -
読み物として楽しめたが、直接的にリスニングスキルを上げるためのノウハウが書かれているわけではないのでガッカリする人も多いかと思われる。
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日経で勧められててて読んでみたら、結構、論文みたい。学術的。
参考になったトレーニング法
ぶつ切りすぐあと/直前ディクテーションで集中力を保つ
英語圏の人は音を耳に残す訓練ができていて、会話も補完的でなく自己完結なので、固有名詞を聞き取るのに慣れている -
頭のいい方がリスニングの理論を語る本。なるほどと思うところはないし、実践的でもない。学術的にリスニングについて知りたい方はいいかもしれないが、わたしにはかなり厳しい本だった。
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英語は良く聞くではなく、強弱を見極めて、強いところだけを良く聞く。全部聞こうとするのではなく、主語、動詞、肯定か否定かを聞き分ける。
日本語と同じ解釈でいけば良いと思った。
ちょっと試してみたい。 -
20/10/28。