二十年目の桜疎水 (光文社文庫 お 33-6)

著者 :
  • 光文社 (2019年9月11日発売)
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京都を舞台に、普通じゃない人々の日常と非日常を描く。京の名所が数多く登場する傑作ミステリ短編集。
偶然にも、この一年前から京都で勤務することになった。そして思うのは、京都の人が特別ではなくて、京都の町が特別なのだと。自然の風景、街並みが感心するほど絵になる。本作に登場する人々も、存在はベタな日本人だ。そこに情景がプラスされて特別感を醸しだしている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月24日
読了日 : 2021年5月24日
本棚登録日 : 2021年5月24日

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