読書録「バカとテストと召喚獣9」3
著者 井上堅二
イラスト 葉賀ユイ
出版 ファミ通文庫
p34より引用
“ よくよく考えてみたら、この窮地もみん
なが嫉妬に狂って襲いかかってきたのが原因
だし、それに限らずとも常日頃から酷い目に
遭わされてばかりいる気がする。
「よし。見捨てよう」”
成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
通算12巻目。
Fクラス異端審問会による同士討ちによって、
試召戦争に臨む戦力が不足してしまっている
Fクラスの面々。それでなくても消耗している
にもかかわらず、ホームルーム直前になって
も主人公・明久は登校して来ず…。
上記の引用は、遅刻してきた明久が危機に
陥っているFクラスメンバーを前にしての言動。
まあ、因果応報というやつでしょう。人に親
切にしたからといって、同じように親切にし
てもらえるかどうかはわかりませんが、恨み
には恨みをぶつけてこられる可能性は高いも
のなのかもしれません。
青春が燃え上がる、熱い展開に胸躍る巻。
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
あ行
- 感想投稿日 : 2020年10月7日
- 読了日 : 2020年10月7日
- 本棚登録日 : 2020年10月7日
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