読書録「浄化の島、バリ」3
著者 浅見帆帆子
出版 ヴィレッジブックス
p100より引用
“こんなに神様に囲まれた環境にいれば、そ
して毎日おまつりをしていれば、望んでいな
くとも自然と神様の気配をうつし取り、神様
の次元の考え方になっていくのだろう。”
幅広い活動範囲を持つ作家による、バリ島
を旅したエッセイ集。
ホテルでのゆったりした時間から神秘的な
寺院まで、ゆったりとした時間の流れを感じ
させるようにかかれています。
上記の引用は、バリヒンドゥーの寺院を訪
ねた話での一節。
神様が沢山いる宗教だと、その神様の分だけ
お祭りがあるのでしょう。日本でも、地元の
氏神様を祀る神社の数だけ、氏子さんでお祭
をしておられるでしょうが、バリ島程頻繁に
は行われることは無いのではないでしょうか。
のんびりと自分で旅行に出かける事が出来
ない方には、ゆったりとした時間が感じられ
ていい一冊かも知れません。
ーーーーー
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
あ行
- 感想投稿日 : 2015年4月10日
- 読了日 : 2015年4月10日
- 本棚登録日 : 2015年4月10日
みんなの感想をみる