怪獣な日々: わたしの円谷英二100年 (ちくま文庫 し 5-2)

著者 :
  • 筑摩書房 (2001年7月1日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 2

ハヤタにスプーンを持たせたあの実相寺監督の特撮関係の
文章、エッセイをまとめた本。ウルトラマンが出来上がる
当時の様子が目に浮かぶようで楽しく読ませてもらった。
この本の中でも円谷英二・一親子を初め、金城哲夫や大木
淳吉といったすでに鬼籍に入った人への思いが語られている
のだが、その文章を書いた実相寺もすでに向こう側へ。
成田亮・宮内國郎・高山良策・野長瀬三摩地…。ウルトラの
生まれに立ち会った人間が年を追う毎に少なくなっていく。
仕方ないとは言え寂しいことだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 趣味
感想投稿日 : 2019年7月14日
読了日 : 2007年3月8日
本棚登録日 : 2019年7月14日

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