歯に衣を着せぬ、というのはこういうことだ。
荒削りの調査と分析、そして思い切りのよい予測の断言が魅力的だ。学閥に与することもなく、保身もない、著者が言う孤独の発言には勢いがある。
統制社会に進む世界に警鐘を鳴らす好著だ。ただ、何しろ荒削り、またそれが繋がりや忖度に生きる者のその生き方に対しても警鐘を鳴らす著者の存在、それが際立っていると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年10月28日
- 読了日 : 2020年10月28日
- 本棚登録日 : 2020年10月28日
みんなの感想をみる