ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

  • 静山社
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5

一番好きな巻。最初から最後まで「裏切り者」とされていたシリウス・ブラックがハリーの名付け親であり、かつ、ハリーの両親を裏切ったわけではない良い人だったときの驚き。やっぱり、シリウスが一番好きなキャラでもあるな。そして、シリウス、ジェームズの悪友ルーピンも登場。好きなキャラてんこ盛りであり、また、ストーリーもしっかりしていて素敵。だから、一番好きだな。

また、物語中に登場したいたずら道具の一つである「秘密の地図」。しかも、それは、ジェームズ、シリウス、ルーピン、ワームテールが作り上げたものってのもあり、良い展開。広い学校にはあるであろう秘密の通路。うちの学校にもそういう、ワクワクさせてくれるような作りがあればいいのに。と思ったりもした。

そして、ストーリー的には、ダンブルドア教授が言った、「ワームテールを生かしてよかった」や「シビルがした予言が2つになった」といった今後の物語のちょーキーワードとなるべき2つのことをさらっといっていたことに気づき、伏線を張るのがうまいと感心した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年5月20日
読了日 : 2011年11月8日
本棚登録日 : 2011年11月8日

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