DEADLOCK (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店 (2006年9月27日発売)
4.19
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感想 : 114
5

DEADLOCK総評

ユウトの生真面目で真っ直ぐ一途すぎる思いが、ディックの辛すぎる悲しみと憎しみからくる「負=死」をどう「生=未来」へ導くのか
お互いが想い、愛情が増すからこその遠回り、犯罪への憎しみと許容、米国の世界観等も描かれ読みごたえありました

復讐に向かうディックのユウトに対する態度が許せん!的になりましてw
ロブにしちゃいなさいよ!ユウトー!絶対に優しいからー!とロブ推しになりまし
ユウトが動くのを待ってる所にイラっとなりましたが

「行かないでくれ」とやっと言ったので許しました(上からwww)

外伝に進め!の指令通り進みます

ロブーーー!
三枚目的なロブが、ユウトへの想いを終わらせて、それでもユウトと友人でいる素晴らしさ
ロブのちょっと面倒くさい所が好きですー
ヨシュアを導き、ヨシュアに癒されるロブが幸せになってホントに良かった!!


新たに加わったメンバー
ダグとルイス
出会い方はちょっとダグちゃん、それはないわー!的でしたが、その後のダグちゃんの巻き返しが良いですわ、良い子ですw
ルイスの毒舌もアタクシ好みざますぅ。
ルイスには辛すぎる経験となりましたが、新しい最高の仲間が出来てこれからが楽しみ

番外編へ進め!との指令あり

短編がたくさんで、しかもそれぞれのキャラがさらに際立つので、確かにここで読むとシリーズを深く理解でき、更に楽しめますね

このシリーズは米国社会の背景がキャラの生い立ちにも関係してきて、犯罪の背景を考えさせられます
DEADLOCK番外編

アタクシの中にあった「追いかけさせる男、ディック」が音を立てて崩れ落ちましたね

誰?あなた・・・となるくらい、執拗で重苦しい愛情で溺愛というより拘束愛、依存に近い溺愛を発揮するディックに笑いが止まりませんでしたw
それを当たり前に享受するユウトが凄いわ(笑)
#DEADLOCK番外編

加速するディックのユウト愛
面倒くさ!となりつつあるロブのヨシュア愛
みんなが大好きユウトに新しい相棒

個性的な中にいて、ユウトの真っ直ぐさが全くブレないのが良いのですわ。彼の魅力ですね

ユウトの吸引力wで集まるメンバーが、お互いに成長するのが素晴らしい!
DEADLOCKシーズン2

コルブスの存在が関わってきたりしますが、コルブスの存在こそが犯罪の背景を見るべきだとの主張のような気がします。
コルブス自身の生い立ちを考えたとき、ロブの言葉を考えるとき、社会を構成する一人の大人として考えさせられますわ。
誰もが思い描く平和についても

DEADLOCKシーズン2

シーズン既刊読了しましたが、これからも読み続けたい、個性的なキャラ、世界観なので、続編に期待してます!!

そして、このシリーズ
カプの年上からの愛情が重すぎwwwww
#DEADLOCKシリーズ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年2月7日
読了日 : 2020年7月16日
本棚登録日 : 2021年2月7日

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