土光は社員らに、「チャレンジ」と「レスポンス」(素早い対応)を叩き込む。土光の言う「チャレンジ」とは、目標達成ができなかった場合、その原因を突き止め、その上でさらに挑戦するという意味だ。1977年発行の社史『東芝百年史』によれば、やがて「チャレンジ」と「レスポンス」は、組織と組織のコミュニケーションにも応用されるようになり、当時の東芝社内ではこれが「合言葉になった」と記されている。
「仕事十訓」とタイトルがついた紙には元ホテルオークラの副社長で数多くの著書を持つ橋本保雄の『感動を創る』(現在はPHP文庫に収録)から抜き出されたものが記されている。
1.バイタリティを持て
2.常に頭脳を酷使せよ
3.周囲の変化に挑戦せよ
4.他から信頼される人になろうと努めよ
5.ルールはルールとして重んじよ
6.一度計画したものは、万難を排して完成させろ
7.失敗を恐れるな、失敗は次への成功の足がかりだ
8.今日のことは今日やっておけ、明日は明日の仕事がある
9.おのれの時間を大切にせよ
10.生きがいのある職場で価値ある人生の創造を
■西田がジャック・ウェルチから感銘を受け、自己鍛錬としてきた6つのルール
1.あるままの現実を受け入れろ
2.にも誠実であれ
3.ネージャーではなく、リーダーになれ
4.わらなければならない前に変化せよ
5.争優位を持てないならば競争をするな
6.自分の運命は自分でコントロールせよ。でないと、他人にコントロールされる
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2023年8月11日
- 読了日 : 2023年8月11日
- 本棚登録日 : 2023年8月11日
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