ちょっと筆が安定しないのが気になるけれども、評価が高くて気になっていた表題作「魚舟・獣舟」は、短編なのによくぞこの世界観を描き切ったと感心した秀作。収録の多作品はこれにはかなり劣る上に、まだ作風が安定してないのか、幼い印象を受けたが、それでもかなり楽しめて読んだし、他の作品も読んでみようと思わせる出来であった。
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- 感想投稿日 : 2013年6月19日
- 読了日 : 2013年6月19日
- 本棚登録日 : 2013年6月19日
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