20代をその先の人生で花を咲かすための仕込みの時間と定義し、どの年代でどんなスキルや経験を積んでおくべきかまとめた本。なぜその努力をすべきなのか、戦略的な理由も述べられていて、個人的には納得感の強い1冊だった。
ただ、タイトルが気にいらない。若いうちに仕込みすべきなのは人生の年収を最大化するためでなく、自分以外の人をも幸せにして、自己肯定感の高い満足できる人生を歩むこと、とある。であれば、年収という言葉とは別のタイトルを付けた方がいいのかなと感じた。
また、20代に友達はいらないという論調は極端すぎる。いつか友人を大切にしておくべきだったと後悔したときに自己肯定感が下がるのでは?と思う。
それら一部に納得できない内容はあったものの、全体的に学びのある本だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年1月23日
- 読了日 : 2021年1月23日
- 本棚登録日 : 2021年1月23日
みんなの感想をみる